
高雄市は人口約151万人(2007年2月時点)。台北市に次ぐ台湾第2の大都市であり、最大の近代工業都市でもあります。
台北から南へ340q、北回帰線の南に位置する高雄市は、一言でいうと南国の港町です。高雄港は素晴らしい良港で、台湾最大の貿易港であり、世界十大国際貿易港のひとつにも数えられています。また高雄は、台湾の加工貿易の基地となっており、市内にある高雄加工区、郊外にある楠梓加工区には日本の各企業が多数進出しています。高雄市及びその郊外に在留する日本人は約2000人で、その大部分はこの工業区で活躍しています。
日本からは、1982年より日本アジア航空が台北経由で直接高雄まで乗り入れ、中華航空とともに大変便利になりました。
現在,成田空港からは毎日一便、中部国際空港からは週二便が直接高雄まで乗り入れています。首都台北市との交通は、空路で50分。南北縦貫高速公路バスが4時間半。鉄道の特急でも4時間半で連絡しています。
2007年1月には、台北と高雄を結ぶ新幹線が開通し、台北〜高雄間が約1時間半で結ばれるようになりました。
また,高雄は南部台湾の観光拠点でもあります。最南端のガランピをはじめ、恒春半島など、熱帯ならではの風光が見られます。市中心部の交通量は多いですが、道幅が広く、椰子の並木が続いています。現在、高雄市では新交通システム(MRT)と呼ばれる地下鉄の整備や、大型ショッピングセンターの建設など、積極的な都市開発が行われています。

高雄市は熱帯型気候に属します。4月頃からかなりの暑さになり、6月から7月頃が最も暑く、10月初旬まで連日30度を越す暑さが続きます。11月になると朝晩は涼しくなりますが、日中は残暑が続きます。平均気温は,24〜32℃、最低気温は9.6℃、最高気温36.9℃、平均雨量は1713_、最多年雨量は3235_です。
さらに、各時季の特徴として、10月から3月中旬は晴れた日が多く温暖ですが、3月中旬から9月中旬は蒸し暑い日が多くなり5月下旬から6月上旬は梅雨のため雨が降ります。6月中旬から9月中旬は晴れ間が多くなりますが,午後雷雨かにわか雨(スコール)があります。また、時々台風が襲来します。平均しておよそ年4〜5回襲来し、時には大型の台風も来ます。台風で臨時休校になることもあります。
海に面しているため「夏は比較的しのぎやすく、冬は温かい」と高雄の人々は言っています。また、北回帰線の南に位置していることから、日中は太陽が真上にあり、強い直射日光を受けます。しかし湿度が低いため、日陰に入ると風があり、思ったよりも涼しく過ごせます。冬は暖房器具を使用する人もいるそうですが、それが無くてもセーターや冬物の靴下、厚めのズボンなどで十分に過ごすことができます。